新著『人生、余裕で生きる極意』を出版した人気書道家の武田双雲氏が教える、人生から「困ったこと」が限りなくゼロになる極意。今回は、朝からイヤな気分になるような面倒な仕事を、楽しい時間に変えてしまうコツをお教えしましょう。
面倒な仕事のときはだいたい
「私」は主語でも主役でもない
朝、ベッドの中で目を覚まして、今日1日について考える……。
面倒な仕事ばかりでイヤな気分になって、起きる気もしない……。
こういう人は意外に多いかもしれません。そこで、そんな朝のそんなイヤな気分を余裕のある気分にサッと変える、とっておきのコツを紹介しましょう。
毎朝──
今日1日の予定を考えるとき、「私」を主語にしてみる。
これだけです。
と言うのも、面倒な仕事というのは、だいたい「私」が主語になっていません。
「私」は主語でも主役でもなく、いつも「仕事をやらされている存在」。
主語、つまり「主役となっている」のは、ほとんどの場合、
「会社の上司」だったり、
「会社のルール」だったり、
「会社の空気」だったりします。