同時に、販売計画も週単位に変えました。その結果、店舗の販売動向にきめ細かく対応できるようになりました。新商品投入のタイミングが週次となり、納品数量が安定するようになったため、チャーター便の積載効率も高まり、臨時便を減らすこともできました。

設備は10年ごとに
売り場は3年ごとにリニューアル

──新商品投入を週単位に変えたことにともない、売り場づくりも見直したのですか。

 店舗数が増加するにつれて、バイヤーも在庫を管理するコントローラーも本社での業務が増え、売り場を見る時間を確保できなくなっていました。そのため店舗では大量の在庫を抱え、売り場に古い商品が並んでいました。見映えのしない、旬の感じられない売り場になっていたのです。

 そこで週単位の販売計画の実施に合わせ、売り場づくりについてあらためて社内で議論しました。その結果、女性のお客さまに買物を楽しんでもらえるような売り場をめざそうという結論に至りました。

 女性向けでいちばん伸びしろがあると期待しているのがアウターです。17年2月期から新しい売り場への改装を進めており、アウターを売り場中央に広くレイアウトして、着こなしやコーディネートの提案に力を入れています。毎週、季節感あふれる新商品を投入し、高速回転させることで、いつ来店されてもお客さまを飽きさせない、楽しい売り場にしています。

 一方で、肌着や靴下などの実用衣料の売り場を縮小し、アイテム数を約3割減らしました。しかし、実用衣料は目的買いをするお客さまが多いので、1アイテム当たりの在庫量を増やして、欠品させないようにしています。

 このほか、売り場の目新しさをよりいっそう打ち出すため、これまでよりも低い什器を導入して、売り場全体を視認しやすくしました。17年2月期は主力の「しまむら」業態の約半数の店舗を改装しました。今期中に全店舗を改装する計画です。

 これまで、老朽化した設備を刷新するため、10年ごとにリニューアルしてきました。今後は、設備とは別に3年ごとに売り場のリニューアルを行う考えです。

──そのほか売り場をサポートするために、どのような改革を進められているのですか。

 業務内容を一つひとつ見直し、これまで人が行っていた仕事でも、テクノロジーに置き換えられるものは置き換えるようにしています。