天候も良好で
好条件がそろっている

 最後に忘れてはならないのが天候です。台風や大雪などの悪天候は消費者のセンチメントを冷やします。特に大規模な災害に至るような激甚な異常気象の場合は、物理的な被害も出るので、消費活動に大きな影響が出ます。

 今年の12月は今のところ全国的に気温は低めですが、天気は人口の多い太平洋側を中心に平年よりも好天で推移しています。

 ここまでクリスマス・年末商戦を決定づけると見られる要因を見てきましたが、どれをとっても今年はかなりいい条件がそろっていることが分かりました。

 日本の好景気は始まって5年になり、今後もまだ続くと見られます。世界的にも幅広く景気拡大が続いています。加えて、世界的な景気拡大は設備投資の盛り上がりという、これまでになかった前向きな状況になってきているので、安定性や持続性が増してきていると考えられます。

 こういった状況下、日本の労働市場では人手不足感が高まっており、来年以降、賃金の上昇も期待できます。そうした意味で、今年の年末はショッピングや旅行、食事などを大いに楽しむのにぴったりだと思われます。

※個別企業・商品が紹介されていますが、推薦するものではありません。

(三井住友アセットマネジメント 調査部長 渡辺英茂)