価格が上下する理由が分からない!
北朝鮮ミサイルにも反応なし

「せめて手数料分だけは取り返してトントンにしたい」と思った記者は、28日、思い切って0.1BTC分を購入しようと11万円を追加入金する。これで購入資金は12万円になった。

 ところが、実際にビットコインを購入してみると、買えたのは0.09985BTC。手数料の0.00015BTCが引かれていた。

 そこからというもの、日に何度もアプリで価格をチェック。思ったほどの乱高下はないが、上下する理由が分からないのでなぜかハラハラする。11月29日の午前3時には北朝鮮がミサイルを発射したが、目立った値動きはなく、時事ニュースによる影響はあまりないような印象を受けた。

「いつまで持っていたらいいですか…」

 小心者なのでデスクに確認すると、「そんなに儲かってないだろう。もう少し様子を見てみろよ」との答え。デスクは元金融業界担当の記者なだけあって、マネーの動きに興味津々の様子だった。

 実は、ビットコインはリアルの世界で買い物などにも使える。しかも、リアル通貨に両替せずにだ。価格推移を追うことにも疲れてきたので、全店でビットフライヤーと提携している家電量販店のビックカメラに足を運んだ。

 商品を手にレジに並び、「ビットコインで支払いたい」と伝えると、端のレジに通された。店員が店舗のスマホ端末にQRコードを表示してくれたので、アプリのQRコードリーダーを立ち上げてこれを読み込んだ。「簡単じゃん」と思ったのもつかの間、まさかのエラー。店員と共に30分ほど悪戦苦闘するが解決策がみつからず、この日はあきらめて帰宅の途に就いた。

 自宅でセキュリティ設定を確かめたところ、なんと「Eコマース設定」が無効になっていた。これでは買い物ができるはずがない。デフォルトは有効なのだが、記者は仮想通貨のトラブルを警戒していたため、アカウント登録直後に無効にしていたのを忘れていた。「私が原因だったのか…」と店員に申し訳ない気持ちでいっぱいになった。ちなみに、認証に3回失敗すると無効になる仕様なので要注意。現時点では、アプリからでは設定変更できないので、買い物前にパソコンから設定しておきたい。