もらってうれしいお礼メール

 仕事ができる人は、お礼文一つとっても気が利いています。短いながらも気持ちがきちんとこもっているのです。具体的にはどういうものか、例を見ていきましょう。

 たとえば、食事をご馳走してもらった後、仕事を手伝ってもらった後、ミスをリカバリーしてもらった後……社会人として、お礼メールを送るのは常識です。

 そんなお礼メールも、ほんの少し気を利かせるだけで大きく印象が変わります。

 では、例文を見ていきましょう。

■一般的なお礼メール
このたびは、ご馳走になり、ありがとうございました。
またお土産までいただき恐縮です。
取りいそぎお礼まで。

 こんな定型文では、何の印象も残りません。相手からも「せっかくお土産まで渡したのに」と、物足りない思いを抱かれるかもしれません。

 このような場合は、ひと言でいいので感謝の気持ちを具体的に書き添えましょう。

■デキるビジネスパーソンのお礼メール
昨夜は、ご馳走になり、ありがとうございました。
実は初めて、○○を食べました。
まさか、生で食べられるものとは知りませんでしたので、大変驚きました。
調理法も、あんなに種類があるとは知りませんでした。
楽しい時間はあっという間に過ぎてしまいましたが、
ぜひ、またの機会にお目にかかりたいと思います。
お土産までいただいて恐縮です。
本当にありがとうございました。
ひと言、お礼まで。

 この程度の文量なら、書くのも時間がかかりません。メールをもらった相手も、具体的な感想があるとうれしいもの。次の機会へとつながる可能性も高まるでしょう。

 このお礼メールのように、まず押さえたいのは相手への配慮。ちょっとした気遣い、気配りとして“実感”を添えることで、相手の印象は大きく変わっていきます。