600社以上の働き方改革にかかわってきましたが、最初に行うのはミーティングや「報連相」などの社内コミュニケーションの効率化です。なぜなら、目に見えて仕事の効率が上がり、成果につながるからです。
■参考記事
「5万人のリストラ」から見えた万年平社員の共通点とは?
打ち合わせの切り出し方にもコツがあります。「指示通りにしましたが、これでいいでしょうか?」と、ミスがあれば相手が悪いという印象を与えては損です。
打ち合わせに効く「万能ワード」
切り出しには、「1つ確認ですが」という言葉が便利です。
これなら、仮に理解の行き違いがあったときでも、誰かの責任になることはありません。あくまでも「確認」なので、違っていれば修正するだけでいいのです。
誰かの責任になると、言った言わないで口論になり、不毛な時間がとられますし、モチベーションも落ちます。「確認」なら、作業の話に集中できるので打ち合わせも効率的です。
確認は、重要なところが1つでも出たらすぐやりましょう。
複数の確認点が出てからだと、それまでの作業がムダになります。「間違っているのにムダに作業した使えないヤツ」とレッテルを貼られたら損です。
相談を受ける相手にしても、たくさん確認事項があると、対応が億劫になります。確認点は多くとも3つ以内にとどめましょう。