ママ友と不倫関係の
広告マンの42歳男性

「妻との離婚を考えているんです!不倫相手の彼女と一緒になりたいので!!」

 私のところへ相談に来るなり、そう訴えたのは海老名正樹さん(42歳)。正樹さんは大手広告代理店勤務で、広告マンというより、むしろサッカー選手に近い風貌。クリスティアーノ・ロナウド選手をイメージするとドンピシャ。季節は冬なのに真っ黒に日焼けした顔。少し大きめのセーターを着ていましたが、鍛え抜かれた肉体、筋肉隆々の腕にがっしりとした太い首はセーターの上からも丸分かり。さらに少しこけた頬、その上で睨みを利かすギラギラとした両目。まさに「狙った獲物を逃さない」といった感じで、とにかく「目力」がすごく、近寄りがたい雰囲気。

 私はそのオーラに圧倒されてしまい、少し声が震え、ちゃんと発音できなかったことを覚えています。最初のうち、正樹さんは「どうしたら妻と離婚できるのか!」と執拗に質問してきたのですが、途中から話が横道にそれていき…今の彼女も含め、今までどのように女性を口説いてきたのか、私が尋ねていないにもかかわらず「女性遍歴」について勝手に語り出したのです。

<家族構成と登場人物、属性(年齢は現在)>
海老名正樹(42歳)⇒大手広告代理店の会社員
海老名由紀子(40歳)⇒専業主婦
海老名葵(4歳)⇒海老名夫婦の長女
海老名湊(1歳)⇒海老名夫婦の長男
大津優美(36歳)⇒正樹の不倫相手(ママ友)
中村由奈(31歳)⇒正樹の不倫相手(職場の同僚)

「僕の場合、セックスはスポーツ感覚ですよ」

 正樹さんは自慢気に語ります。付き合っていたのはママ友・大津優美(36歳)。正樹さんの娘と彼女の息子が通っている幼稚園が同じだったようで、そこで知り合ったのです。そして彼女とは毎週、月曜と水曜に各20分ほど一緒にジョギングをするようになりました。最初のうちは別のママ友も一緒だったので、あくまで「仲の良い女友達の1人」に過ぎなかったのですが…。