できるだけ小さなところを熱く語る
企業全体を大きくほめようとすると、どうしてもよいしょになってしまいます。
できるだけ、その企業がやっていることをディテールで語ることが大切です。
数多くの企業の中から、無意識だったとしても選んで、エントリーシートを書いて、面接会場に足を運んでいることには、必ず理由があります。その企業の商品やサービスなどに心ひかれたはずです。心をこめて商品を開発した担当者の想いを無意識のうちに感じ取り、「いいな!」と思った瞬間があったはずです。
志望動機もまた、自己紹介と同じように、「自分はなぜこの企業に入りたいと思っているのか」を自分自身に問いかけなければいけないのです。パンフレットやホームページや資料で企業研究をすることはもちろん大切ですが、それ以上に「自分はなぜこの企業にひかれるのか」を自分自身に問いかけ、じっくり掘り下げることが大切なのです。
「企業がやっていることをディテールで語る」ということをもう少し話したいと思います。
言葉を替えるなら、「できるだけ小さなところを熱く語る」ことです。
恋愛と一緒だと思います。好きな女性のことを、大括りにしてほめるよりは、「今日のイヤリングいいね!」とか、できるだけ小さな発見をして、ほめたほうが相手に気持ちが伝わると思います。
これと同じで、できるだけ小さなところを熱く語った方が伝わるのです。