「A 志望する会社の魅力的だと思うこと
」
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「B 自分が学んだこと、頑張ってきたこと」

  少し具体的にお話しします。
  ダイヤモンド社を志望する方の中には、週刊ダイヤモンドの記者をやりたいという方が毎年多くいます。
  志望動機にしても、「90年以上の歴史があり、ビジネス雑誌としては定評があって」「他誌に比べるとビジネス雑誌の中ではわかりやすくて」などと大括りで話す方がほとんどです。

  週刊ダイヤモンドは、年間約50号刊行されます。
  毎号読んでいただきたいとは思いますが、面接で話すのは「一番心に残った号」1冊のことだけでいいのです。
  「Facebook特集」でも「社会起業特集」でも「スマートフォン特集」でも「年金特集」なんでもいいです。
  心に残った1冊を熱く語ってほしい。その特集のどこを面白いと思ったのか、どの切り口が面白いと思ったのか、どの人のインタビューが面白いと思ったのか、できれば同じような特集をやった他誌との違いを発見して語ってくれたらよりいいと思います。そして、学生からの意見として、「もっとこういうことを書いていただくといいと思います」と前向きな提案を語ってくれたら素晴らしいと思います。

  そして、大切なこと。
  その特集と自分との接点を語るということです。大学で学んできたこと、経験してきたこと、これから研究しようと思っていることとその特集の接点を語った時に、あなただけのオリジナルな志望動機ができるはずです。

  「A 志望する会社の魅力的だと思うこと
(ここはディテールで語る)」
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「B 自分が学んだこと、頑張ってきたこと」
  AとBの接点を語ることができると、
魅力的な志望動機になるということです。
  「社会起業特集」と自らの海外ボランティアの研究のことを重ね合わせて話をする、「年金特集」と大学で研究しているテーマについての接点で語っていくということです。