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現場力を伸ばす先端IT活用の鉄則

事件は現場で起きている!
いまこそリアルタイム・ビジネスの実現を急げ

安間裕
【第1回】 2012年1月18日
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 そして、いま、まったく同じことが、もう一度、起ころうとしているのではないかと思います。そして、このままでは日本企業は、二度と挽回できないくらいの遅れをとることになるのではと、本当に心配をしています。

 欧米企業や中国、韓国のアジア新興国では、いま、直面している景気後退に対し、あえてIT設備投資を行ない、あらゆる「先端IT」を駆使し「リアルタイム・ビジネス」を実現しようとしています(今後、いろんな事例でお話しをしていきます)。

 一方で、日本では、震災があったとは言え、設備投資を抑え、嵐が過ぎるのを、コストダウンで凌ごうとしている、それは、デジャブのように、まるで、バブルの後をみているような気がします。

 と言うわけで、この連載では、日本企業が、ひいては、日本そのものが、二度と、繭に閉じこもったモスラにならないために、ITをビジネスの武器とし、「リアルタイム・ビジネス」を実現し、IT先進国ジャパンが大きく羽ばたく一助になればという思いから、筆をとっていきたいと思っています。

 そのために、経営層の方々やITを専門としない方々にこそ、是が非でも興味を持ってもらえるようにおもしろおかしく解説を、していくつもりです。

 次回は、早速、「AR(拡張現実:Augmented Reality)」と言う、実写映像に3D合成を即時にその場で行うことを可能にした技術のご紹介と、その「リアルタイム・ビジネス」にもたらす価値について、書きます。経営者だったら「うちの会社がまだこれを使ってないなんて、やばいんじゃないか」ぐらいの感想を持つように書きたいと思います。

 なお、連載の形式は、「先端IT」を、私(安間)が、コンポーザーになり、私の仲間たちの専門家に言を借りつつ、私の「翻訳」で、わかりやすく解説をしていく形式で進めていきたいと思っています。是非、お楽しみに!
 

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グローバル経済のなかで地盤沈下の進む日本。再びIT先進国として飛躍するためには、ITをビジネスの武器とする発想が必要だ。ビジネスは現場が肝心。現場の意思決定のスピードアップなど現場力向上に先端ITをどう生かしていけばよいか、IT業界のフロントランナーがわかりやすく解説する。

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