そんなふうに苦しい胸の内を打ち明けてくれたのは菅原久美子さん(40歳)。夫は娘の七海さんに対して「家庭内覗き見」「家庭内わいせつ行為」を何度も繰り返しており、さらに「家庭内窃盗」まで犯したといいます。

 性犯罪者であり泥棒でもある「父親」と一つ屋根の下で暮らしているわけで、常に再び性犯罪や、お金をだまし取られる心配をしながら日々生活せざるを得ないという最低最悪の環境から、七海さんと救い出したいという一心でした。

 久美子さんは夫と離婚し、娘と2人で心穏やかに暮らしたいそうです。

「私の目が届かないところで起こったんです。それから娘から目を離すのが怖くなってしまいました」

 ある日、七海さんは「誰か」が脱衣所から浴室の中を覗いていると勘づきました。七海さんは入浴中、脱衣所に携帯電話を置いて音楽を流していたので、脱衣所と浴室を仕切るドアの隙間が少しでも開けば、隙間から音が漏れて、浴室に流れる音量が大きくなるのですぐにわかります。

 すぐに七海さんは浴室から出て、急いでタオルを巻き、久美子さんの部屋に助けを求めに来たそうです。家族の中に男は1人だけなのだから、覗き見の犯人は消去法で夫だと言い切ることができます。

夫の行動がエスカレート
就寝中の娘にわいせつ行為

 久美子さんは七海さんの訴えを聞くと、真っ先に夫に直接、「やめてほしい」と訴えたのですが、夫は「俺は七海の父親だぞ。覗き見なんてするわけないじゃないか!本人が嫌がっているのならなおさら!!」と、罪を認めるどころか逆上する始末。

 しかし、一度でも「やめてほしい」と懇願されたら、普通は「これ以上、続けたらまずい」と危機感が芽生え、同じことを二度も繰り返さないはずですが…夫は七海さんや久美子さんの気持ちを顧みず、脱衣所から浴室を覗き続けたのです。

「私が把握している限り、今月だけで少なくとも5回です!」