西村 まず、ミーィテング中に、誰かが意見やアイデアを言う際、その瞬間に生まれたものって、ふわっと消えちゃうことがすごく多いんです。

 それをキーワードでもいいから書き留めておくと、記録され、共有できますし、思考が飛んだり、議論がいろんな方向へ拡散したときに、しばらくしたら、思わぬ形で繋がってくることってあるじゃないですか。

大嶋 よくありますね。

西村 そういうときに、ホワイトボードやノートにキーワードが書いてあることで、「共有」「整理」できる役割は大きいですね。

 それともう一つは「指の刺激」というか、「筆圧」によって脳が刺激されるという部分は絶対あると思います。

 特に1人で考える場合、頭の中だけで思考するより「書きながら考える」ほうが確実に脳は活性化されます。

大嶋 書くことの刺激によって、記憶力が高まるという実験データもありますし、これまでインタビューした多くの一流の方たちも、その効果に言及していました。

付箋を使って「to do」へ落とし込む

大嶋 西村さんは、付箋もけっこう使っていますが、これにも何か特別な使い方はあるのですか?

西村 たとえば、講演とか、セミナーとかで人の話を聞く機会ってありますよね。そういうとき、私は「感じたことを付箋に書く」ということをやっています。