焼酎ではなくビールでもいい
毎朝の体重で微調整

 遠山さんは営業職なので、仕事でお酒を飲む機会も多いといいます。糖質制限をしているとビールの代わりに焼酎、というのが基本になりがちですが、「最初はそうしていたけれど、今はビールも飲みます。ビールを飲んだときの自分の体の変化を見て、あまり体重が増えなかったので私の場合は飲んでも大丈夫だと思いました」と柔軟に選択しています。

「体はみんな同じなわけじゃないので、見聞きした情報は取捨選択しています。私の場合は知識を踏まえたうえで、感覚だけに頼らないよう、体と相談しながら数字(体重)も管理しています」

 仕事柄数字が好きだというのも体重維持に役立てていて、アプリは使わず、ただ体重を記録するだけというシンプルな管理法を続けているそうです。その時に「モチベーションを保つために、朝のトイレ後に真っ裸で量る」というのが肝だといいます。そうすることで、1日の中でもっとも少ない数値が出るからです。

 ただ、闇雲に痩せないように「これ以上は体重を落とさない」という一線も必要です。

痩せて“やり過ぎ”を自覚
食事の中身にも注目を

 実は遠山さんは、今よりもさらに7kgほど体重を落とした時期がありました。そのときはイライラすることも多かったり、自分でもおかしいな、やりすぎだな、という感覚があり、今の体重に落ち着いたそうです。こうした考え方は健康という大前提を考えれば、すごく大事なことだなと思います。

 太りすぎは決して健康的とは言えません。でも、痩せれば健康というわけでもありません。体質もありますし、若いうちは多少の無茶をしても、健康診断で何もひっかからない、ということもあるでしょう。しかし、「体重さえ目標をクリアすれば、食事の中身は気にしない」というのは問題です。いわゆる一般的な標準体重になったら、食事の質を再考することも欠かせません。