「小休止」を自分に許すと、アイデアがあふれ出す!

 たとえば、あなたが1時間近く論文を書いているのに、まったく筆が進まないとしよう。あなたはペンを置き(またはコンピューターを離れ)、編み物、ガーデニング、爪磨きなど、あなたにとって負担のない作業を選ぶ。あなたはその作業に身を委ね、独り言のひとつでも言いながら、論文の執筆が進まない罪悪感やイライラを頭から振り払う。

 大事なのは、すぐにまた論文の執筆へと戻るためにいったん立ち止まっているのだと自分に言い聞かせることだ。つまり、小休止を取ることをあなた自身に許してやるのだ。軽作業中に論文のことを考えてしまっている自分に気づいたら、心を夢想の状態へと引き戻そう。これを何度か練習すれば、無意識にできるようになるだろう。