新卒集めのキャッチコピーは
この言葉を使え

「就活生が集まらない！」とお嘆きの方。
　今年は風の四緑、雷の三碧の学生たちですから、募集文句には工夫がいります。

　風の四緑は、仲間意識がとても強いです。
　分け隔てなく、平等に人と接すようとする気質です。
　だからこそ、

「共に、豊かな社会を作ろう」
「誰もが幸せな社会を目指す会社です」

　などのフレーズは、風の四緑には響きます。

「たくさんの出会いがある会社です」

　などもいいでしょう。

　一方で、雷の三碧はまた異なります。

「豊かな未来を創る会社です」
「あなただけの能力で理想の未来を創りませんか？」

　など、未来に関するワードをキャッチコピーに使うと、面白いように興味を持ちます。

　内定を出してからも、風の四緑には、こまめなコニュニケーションを取りましょう。
　そして、社会に出てからの共同作業や新しい出会いに関する話をしてあげましょう。

　雷の三碧には、未来を創るための新しい事業などの話をしてあげると、好奇心を掻き立てられ、内定辞退の可能性もグッと減るはずです。

　経営者や人事の皆さんは、会社の将来のためにも、ぜひ今年の就活から、9code式の面接を活用してみていただければと思います。

中野　博（Hiroshi Nakano）
信和義塾大學校創設者兼塾長、経営コンサルタント。早稲田大学商学部卒業。
ノースウェスタン大学ケロッグ経営大学院ブランディング実践講座エグゼグティブコースを修める。ハーバードビジネススクールでは経営学を学ぶ（いずれも短期集中型の経営者クラス）。1992年、地球サミットに国連認定ジャーナリストとして参加したことを契機に環境ジャーナリストとして活動。1997年の地球温暖化防止京都会議を機に、株式会社エコライフ研究所設立。環境ジャーナリストとしての取材・分析力と経営コンサルタントとしての提案力をベースに、800社以上を環境ビジネスに参入させ成果を挙げる。その傍ら、住宅、環境を軸にした本を多数出版（本書が30冊目）。講演依頼も多く、国内外で2000回以上の実績。2005年、教育研修会社の株式会社ゴクーを設立。1万人のサンプリングを体系化した『9code（ナインコード）』をもとに、信和義塾大學校で指導にあたるほか、企業や各種組織で『9code』を利用したコンサルティングや人材活用研修も多い。現在、信和義塾大學校は、世界6ヵ国20都市以上にあり、塾生は700名超。