「風の四緑」の学生には
面接でこの質問をせよ
まずは、今年の就活生の9code（ナインコード）を見てみましょう。
今年の4年制大学の就活生は順当にいけば、平成8年度生まれ（1996年4月2日～1997年4月1日）です。これは「風の四緑」の人がほとんどで、一部、「雷の三碧」の人が入ることになります。
風の四緑と雷の三碧は、ともに「木性」の人です。
いくつか似たような性質（気質）も持ちます。
この2つのタイプの人が、いま就活戦線で戦っているわけですが、優秀な人材を見抜くにはどうすればよいと思いますか。
その答えは、9codeから導かれる「ナインクエスチョン」にあります（※詳細は本書をご参照ください）。
本連載をいつも熱心に読んでくれているあなたは、「ナインクエスチョン」を覚えていますか？
その人それぞれに与えられた大事な使命であり、9つの使命を果たせば、社会的、経済的、人間的に豊かになれるという重要なものです。
この「ナインクエスチョン」をいくつクリアできているかで、その人（就活生）の将来の有望さがわかるのです。
たとえば、これから風の四緑の学生に面接をする経営者は、まずは以下の質問をしてみてください。
・新しい出会いを積極的に求めていますか？
・報連相は大切にできますか？
・人との縁をどう思いますか？
これにはしっかりとした意図があります。
風の四緑の人は基本的に爽やかで、サラッとした人が多い傾向にあります。
物事にはあまり執着しなく、友人関係も広く浅くという人が多いのです。
これは、常に新しい出会いを大切にし、多くの人づき合いをしているからです。
だからこそ、初対面の人とのコミュニケーションは抜群にうまいのが風の四緑の魅力なのです。
新しい出会いを大切にしていない人は、その貴重な能力を磨いていないと言えるので、まだまだ発展途中です。
報・連・相（報告・連絡・相談）も一緒です。
風を体現する四緑ですから、常に情報をどこかに回す役割があります。
こまめなコミュニケーションで人の信頼を勝ち取っていくタイプなので、これができていないと、会社に利益をもたらす風の四緑とは言えません。
いつもご縁を大切にし、そこからチャンスを築くのが風の四緑なのです。
