このような「思春期の子ども」「持ち家」「親の介護」というライフイベントは、あなたのお金や体、心の「自由」を奪っていくわけですが、今回挙げたのはあくまで一例です。この手のライフイベントは他にも無数に存在し、年齢を重ねれば重ねるほど、加速度的にあなたを蝕んでいくわけですが、せめて夫婦が助け合い、支え合い、協力し合っていれば、何の見返りもなくても、一向に報われる気配がなくても、「妻以外の人間」に感謝されなくても、何とか乗り切れるかもしれません。しかし、肝心なあなたの妻はどうでしょうか?

 妻はあなたの悪口を言うばかりで何もしなかったり、あなたが少しでも注意をしようものなら2倍、3倍の悪態を返してきたり、あなたのスマートフォン、財布の中身や電子マネー、クレジットカードの明細などをチェックし、ネチネチと文句を言ってきたりするかもしれません。

 結局、肝心要の妻にすら感謝されず、四面楚歌の状態で「無償の愛」を与え続けるのは無理があるので、このままでは遅かれ早かれ、あなたが我慢の限界に達してもおかしくはありません。

家庭に希望を見出せない――。
夫が知っておくべき「離婚の鉄則」

「いっそのこと、すべてを捨ててしまいたい」

 あなたがそんなふうに思い詰めて、人生に疲れ果てて、今の「報われない」生活を投げ出したくなっても不思議ではないでしょう。

 今回は、日々の生活、仕事や家庭、プライベートに希望を見出せない男性諸氏に向け、離婚について「妻に先んじて知っておけば損をしない心得」をまとめました。

 まず、「離婚」についてです。最初から残念なお知らせですが、夫が「もう我慢の限界だ。別れて欲しい」と切り出しても、妻が二つ返事で離婚に応じることはまずあり得ません。離婚に反対する可能性が極めて高いですが、「妻が離婚に応じない理由」として「経済的に不安だから」「子どものため」「世間体が気になるから」の3つが挙げられます。具体的に見ていきましょう。

 まず1つ目は「経済的に不安だから」です。たとえば妻が専業主婦の場合。夫婦が離婚したらもう2人は赤の他人。妻が夫のお金に頼るなんて許されず、「自活」しなければなりません。妻は夫の扶養から外れるので、健康保険や国民年金の保険料は妻の負担になりますし、賃貸住宅に引っ越せば毎月の家賃だってそうです。もちろん日々の生活費も、自分で何とかしなければなりません。

 一方、離婚しない場合はどうでしょうか。今まで通り、夫の財布を握り続けることが可能です。妻の健康保険や国民年金の保険料も夫の給料から天引きされます。

 また、家賃ゼロで夫の家に住み続けることができ、さらに夫の給料を日々の生活費に充て、残ったお金の一部を「自分こづかい」にすることも可能。このように、妻が夫の「お金」にべったりと依存していたら「離婚しない方」を選ぶのは必然です。少なくとも、お金の面では現状維持の方が得策でしょう。多少、夫に不満があっても、我慢して結婚生活を続けた方がいいと思うはずです。