受験生の困った主張への対処法「子供が聞いたこともない大学に行くと言いだしたら」

オープンキャンパスは
大学のＰＲイベント！？

　質問者さまのお子さんは、オープンキャンパスをきっかけに××大学に行きたいと言いだしたとのこと。

　その無名大学も活気のある大学になるべく、懸命な経営努力をしているのでしょう。大学側の姿勢に共鳴したお子さんのやる気は肯定してあげたいところです。

　でも同時に、経営組織というものは生き残りのためならどんな笑顔も作ってみせるものだ、そんな大人社会の常識も教えてあげられるチャンスかもしれません。

　オープンキャンパスはおおいに利用のしがいがある大学見学の場ですが、大学を一般企業におきかえてみれば、それは自社商品のＰＲイベントと同じです。鵜呑みにはできないという危険性がそれなりにあるかと思います。

　次回は、「大学は行かない。専門学校へ行く」という主張に対する対処法です。

「大学図鑑！2013」

ＯＢ・ОＧ・現役学生述べ5000人に徹底取材！
親子で読む！有名大学79校のコレが実態だ

反響の声続々！
「学校説明会に10校行くより有意義だ」（早稲田大学政治経済学部3年）
「学生目線、大学外から見た実像とほぼ当たっており、参考になった」（大学教員）

　校風や、周りの学生になじめず、学校から足が遠のく学生は多い。入る前からわかっていれば、そんな間違った選択はしなかっただろう。しかし学校案内やパンフレットには、先輩たちのバラ色の学生生活が紹介されている。でもホンネは？

　述べ5000人超のＯＢ・ＯＧ・現役学生への徹底取材でわかった「真実の大学案内」決定版！