同調査によると、「幸せな人生に学歴は必要」と考えている人の割合は、平成生まれが40.8%、昭和生まれが51.0%となっており、平成生まれのほうが学歴を重視していないことがわかる。実力主義の浸透や価値観の多様化の影響だろうか。学歴だけが人生のすべてではなく、ほかにも人生で大切なことはたくさんあると考えているのだろう。

 また、「給料が高い仕事」と「やりがいがある仕事」のどちらが理想か聞いた調査では、平成生まれの56.7%が「給料が高い仕事」を選んだのに対し、昭和生まれは61.8%が「やりがいがある仕事」を選んだ。平成生まれは、やりがいより給料が仕事のモチベーションになるようだ。昭和生まれからすると、平成生まれに仕事のやる気が感じられないと思うこともあるが、そうした価値観の違いが生んだ軋轢なのかもしれない。

 ただ意外だったのが、平成生まれより昭和生まれのほうが、勤務先でのイベントより「プライベートを優先させたい」と考えていることである。一般的には、平成生まれのほうがプライベートを大切にするイメージがあるが、実は逆なのだ。昭和生まれとはモチベーションが違うだけで、平成生まれもそれなりに会社への愛着はあるのである。

平成生まれの恋愛、結婚感とは?

 次は恋愛についてチェックしていこう。

 恋愛に対する積極性について聞いた調査では、男性では、平成生まれ(32.4%)よりも昭和生まれ(38.0%)のほうが積極的だったにもかかわらず、女性では、平成生まれ(45.6%)のほうが、昭和生まれ(32.0%)よりも積極的なことがわかっている。

 “草食系男子”という言葉が流行語になって久しい。男性が恋愛に消極的になるなか、女性から積極的にガツガツいかないといけない時代になっているということだろうか。

 また、結婚については、昭和生まれは「生活の大変さが増す」と考えている人が多数(52.2%)となった一方、平成生まれは「生活の楽しさが増す」(53.6%)と考える人が多い。「結婚は人生の墓場」なんて言葉は、すでに過去のものとなったのだろうか。晩婚・未婚化が叫ばれているが、平成生まれは結婚についてポジティブに考えている。