時給で働くと、労働時間と引き換えに賃金が手に入ります。それが一般的なお金を手にする方法ですが、時間を売らなくてもお金を手にできる方法があるということを、もっと知ってもらいたいですね。

 そもそも、株も株式会社も「売買」を前提とした制度なのです。日本では、会社売却に対するネガティブなイメージが今なお根強く残っていますが、不思議に思います。

数億円レベルの会社の起業なら
県大会ベスト16の実力で十分

──そうは言っても、起業は難しいものだと考える人が大半だと思います。

 起業は誰にでもできます。もちろん誰もがビル・ゲイツになれるわけではありませんが、仮にビル・ゲイツが野球でいう「メジャーリーグ」の実力だとしても、数億円レベルの会社を起業して売却することは、「高校野球の県大会ベスト16」くらいの実力でできます。つまり、努力次第でやれないことはないレベルです。

 売却で得られる数億円が手に入れば、その後の人生のクオリティは大きく変わってきます。そのために何が必要かというと、小さくても構わないのでまずビジネスを始めてみることです。

──しかし、何で起業すべきかが分からず、そこで二の足を踏む人もいると思います。正田さんの場合、起業する際の決め手は何ですか。

 起業を足踏みしてしまう理由として、最も多いのが「アイデアがない」ということだと思います。でも、実は起業にアイデアなんて必要ないんです。その代わりに必要なのが「情報」です。