走ってアルタ前に行くと、先生は私の方を全く見ていないのに動きだしました。いろいろな現場を経験した事で視野が広くなったんでしょうね。
最終的に先生がプレゼントを買い、女性と待ち合わせをしてラブホテルに入りました。証拠写真が必要なので、私と元警察官の女性とでラブホテルに入ろうとしたら、「おはようございます!片岡さん」と私を呼ぶ声が。誰だと思い振り返ると、よしもとの後輩でした。新宿はルミネtheよしもとという劇場があるので芸人がウロチョロしています。
私はとっさに対象者の先生にバレると思い「シー」と後輩にやると、「分かりましたショナイですね」。そういう事じゃねーよ(笑)!今では楽しい思い出です。
1回の浮気写真は
決定的な証拠にならない
片岡探偵レッスン(2)「浮気写真は3回撮らなければいけない」
旦那さんが愛人とラブホテルから出てくるところを激写して、裁判で奥さんがその写真を突き出して「あんたが愛人とラブホテルから出てくるところの証拠写真があるんだから、慰謝料とか支払うもの支払って早く離婚してちょうだい!」と言ったとします。
普通の旦那さんなら「もう無理だ、罪を認めよう」となります。
少し知識がある旦那さんは「一緒にいた女性が体調を悪くしたので休ませていただけだよ」。
これを言われてしまうと、決定的な証拠とは言えなくなるケースが多いのです。
ならばどうしたらいいのか?その日以外の別の日にその女性とラブホテルに出入りしている写真など、他の決定的な写真を撮影しなければいけないんです。
他にも気をつけなくてはいけないのは、1回目の旦那さんの浮気の証拠写真を出して、
奥さん「あなた何なのよ!浮気してるんでしょ。正直に言いなさいよ」
旦那さん「何言ってるんだお前は!知らないよ、何かの勘違いだ!」
奥さん「あなたバカじゃないのそんな言い訳が通じるわけないでしょ!!」
そんな修羅場は想像がつきますよね…。