先ほどの例であれば──。

 上と下との板挟みになっている上司に、自分の相談事を持っていくときは、他の人がその上司に相談事を持ちかけているときは、なるべく避けるようにする。

 または、何か上司に時間を割いてほしいことがあるときは、直前に頼むのではなく、前もってそれを“予告”するなど、上司のスケジュールに配慮する。

 緊張している部下には、定期的に声をかけ、そのときどきに必要だと思われるアドバイスをする。

 入社したばかりの同僚には、こちらからランチに誘う、困っている様子のときは話しかけるなどして、早く職場に打ち解けられるようにする。

「立場」→「感情」の順で、相手への想像力を働かせる。

 それだけで、こんな気くばりが、自然にできるようになるはずです。

この“魔法のひと言”で
「気が利く人」に変身できる

 以下に、「共感のアンテナ」の感度を上げるための“魔法のひと言”をいくつか挙げておきます。

 もしかしたら、今までこのような言葉を口に出したことがない人もいるかもしれません。言えるものから、口にしてみましょう。

 口にした瞬間、あなたの周囲が変わりだすはずです。