(1)思考している。
あえて何もしないとは言っても、ただボーッと過ごしているわけではありません。
イスやソファに座って窓の外を観ている光景をよく見ましたし、一見すると何もしていないように思えるのですが、そうしながらも定期的にノートや手帳に何やらメモをされています。
ボクがつい、「すみません、何をメモしているんですか?」と質問したところ、
「じっくり考えることで色んなアイデアや気づきが出てくるから、
忘れないようにメモして後で見直すんだよ」
とお答えいただきました。
つまり、じっくりと思考する時間を大切にしているわけです。
(2)極力「無音」で過ごす。
目的が「リラックス&リフレッシュ」と決まっていますから、お金持ちはそれを妨害するような要因を極力排除しています。
なので、お部屋ではBGMをかけて過ごすお姿を見たことはほとんどありません。それよりも、お部屋は実に静かです。
BGMをかけている場合でも、メロディがある音楽ではなく、川のせせらぎや波の音など集中やリラックスに差し障りのない音楽を低いボリュームで流しています。
ホテルではBGMが流せるチャンネルがベッド脇にあったり、テレビのチャンネルにセットされていますが、そういうアイテムをお金持ちは効果的に使っています。
これはお金持ちだからこその贅沢かもしれませんが、お金はかけずとも同じようにリラックスする時間や空間を持つことは可能ですし、オススメです。
たとえば、遠くのパワースポットに出かけたりするのもいいですが、自宅や職場の近くにスーッとリラックスできる自分だけの場所や空間を見つけてみてはいかがでしょうか。そこで定期的にリフレッシュすることが、オンとオフを分けることに役立ちます。
著名人が自分だけのカフェやレストランを大事にしていることは有名ですが、ポイントは、日常の延長ではない空間。いつもの行動圏内から少し外れた場所に探してみることです。
いつもの通勤経路の道を途中で曲がってみる、ひとつ前の駅で降りてみる、最寄駅の反対側の出口から出てみるなどすると、見つかるかもしれません。
通勤途中の駅近くにあるカフェだったり、公園だったり、空や夜空を眺めることのできる場所だったりなどどこでも良いので、本物のお金持ちが習慣にしている「リラックス&リフレッシュ」を目的にした自分だけの空間と時間を見つけてみてはいかがでしょうか。