突然の膝痛「変形性膝関節症」
写真はイメージです

20代で関節が変形
数年置きに痛むことがあった

 (ズキッ!)

 右膝に発した突然の痛みに、敦子さん(仮名・47歳)はその場で固まってしまった。休日の朝、愛犬の散歩の途中だった。

「クゥーン」

 (どうしたの)という感じで不思議そうに見上げてくる瞳に、「ごめん、ごめん」と語りかけ、歩き出す。やはり痛い。しかしなんとか頑張り、額に脂汗をにじませながら家にたどりついた。

 壁に手をついて身体を支え、片足ケンケンでリビングへ行き、ソファにへたりこむ。膝をまじまじと観察してみたが、特に腫れている感じはない。指で押してみると、なんとなく痛い箇所はある。

 だが、先ほどの激痛とは比べ物にならない。(大丈夫かな)…恐る恐る立ち上がり、歩こうとすると再び、あの激しい痛みが襲ってきた。

 (仕方ない。今日は安静にして様子を見よう)

 膝小僧に大きな湿布薬を貼り、テレビのスイッチを入れた。

 実は膝が痛むのは初めてではなかった。

 20代半ば、スポーツクラブでのマシントレーニングの最中にズキッときた。なかなか痛みが治まらないので整形外科へ行くと、レントゲンを撮られ、「膝関節炎」と診断された。