すべての仕事は、プライオリティを立てることから始まると言っても過言ではありません。新著『できる人は必ず持っている一流の気くばり力』を出版した安田正氏が、同書の中から、上司に評価されるための「優先順位」の上手な立て方について解説します。
優先順位の立て方が下手だと
どんなに働いても評価されない
ビジネスにおいての気くばりで、何より大切なこと。それは、上司や取引先といった、相手のスケジュールに配慮することです。
「スケジュールに配慮する」と言いましたが、何も秘書のように、つねに相手の予定をチェックしておきましょう、ということではありません。
相手のスケジュールに配慮するとは、相手にとってのプライオリティ(優先順位)を理解しておくということです。
プライオリティの立て方が下手な人は、どんなにモーレツに働いているように見えても、仕事が遅かったり、周囲に評価されなかったりするもの。
「すべての仕事は、プライオリティを立てることから始まる」のです。