株主総会を前に監査法人が「交代」することが増えている
Photo:PIXTA

 上場企業と監査法人のかつての蜜月関係が大きく変わり始めた。

上場企業を担当する監査法人の交代が今年も5月まででわかったものだけで120件近く。株主総会が集中する今月下旬までには最終的に130件に迫りそうだ。

上場企業が監査法人と契約する期間は「株主総会までの1年」が建前だが、実際は大半の企業ではほぼ自動的に契約更新が繰り返され、その付き合いは何十年にもなることが通常だった。

 ところが今年も総会を控え「会計監査人の異動」を適時開示する企業が相次いだ。

変わり始めた企業と監査法人
「蜜月」から「対立」目立つ

 ある大手監査法人と長年、監査契約を結んできたA社(サービス業)もそうした例だ。

 何が起きているのか。