韓流スターの日本での公演MCを始め、国内外のイベントを盛り上げているYumiさん。年間で平均150公演以上を担当、この10年で延べ300万人の韓流ファンから支持されるトーク術のノウハウを明かした『初対面でも盛り上がる! Yumi式会話力で愛される29のルール』も好評発売中。
旬の人たちとの対談の第五回、野島直人さんの最終回。
韓国でロングランを続けるミュージカルに、たったひとりの日本人として主演を務める彼が韓国のミュージカルの魅力や、言葉の壁を超えて仲良くなったコミュニケーション方法などをうかがいます。

川島なお美さんも最後まで愛した舞台
『パルレ(빨래)』の魅力とは

野島:日本版の公演で「パルレ」っていうと、川島なお美さんの最後の舞台という方が知られているかもしれません。結局、降板されたんですが、最初の日本公演の時には出演されたんです。

Yumi:なお美さんは、7、8役も演じられていたんですよね。

野島:そうなんです。運転手とかちょっとした役を何役もこなします。日本と違って、韓国では「マルチマン」といって、ひとりで何役もやったりするんです。

Yumi:日本は一人一役が普通ですよね。

野島:はい、でも韓国の舞台では、少人数で回していて、ひとり10役やったり、20役やったりするのが当たり前だったりするんです。パルレも登場人物が40人くらいいるのに、8人でやっているんです。

Yumi:え~、そんなに少ない人数なんですか?

野島:はい(笑)。最後の舞台あいさつで、俳優全員が舞台にでますよね。そのときに「こんなに少ない人数でやってるの?」ってびっくりされることもありますよ。

Yumi:私も舞台をみたことがありますが、8人だとは思いませんでした。

野島:あと、日本だとスタッフさんが、舞台展開をやってくれますが、向こうでは俳優自身もやるんです。僕も、ソロンゴを演じながら、カートを奥に持って行ったり、洗濯物の歌を歌いながら、舞台装置を上下させたりとか…。

Yumi:それを始めてやった時はビックリしませんでしたか?

野島:いや、僕はいろんな役ができていいなと思いました。すべての場面において責任感が出てきますからね。あるときは、市の職員とか、あるときはバスの運転手とか、別の人が演じていると思わせたいと思っています。

Yumi:衣装とかはどうしてるんですか?

野島:衣装を中に着こんでいたり、カツラなども、舞台そでなど、いろいろなところにすぐかぶれるように用意してあるんですよ。

Yumi:そんなところも注目ですね!

野島直人(のじま・なおと)

1981年群馬県館林市生まれ、高校まで埼玉県で過ごす。
2000年劇団四季歌唱クラシック部門合格。研究生を経て2001年劇団四季ミュージカル『九郎衛門』(現:『むかしむかしゾウがきた』)太郎坊役(主演)にて初舞台。
退団後はミュージカル『レ・ミゼラブル』マリウス役やアンジョルラス役を歴任、韓国ミュージカル『ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ』日本公演初演ヴィンセント役(主演)などを務める。韓国ミュージカル『パルレ』では日本公演初演、再演、再々演、さらに韓国語にてソウル公演に2012年、2014年と短期間の参加、2015年~2016年にかけて3ヵ月にわたって参加し、日韓両国にてソロンゴ役(主演)を務める。今年の7月から再びソウルにて『パルレ』21期キャストとして大学路公演に出演予定。チケット購入など詳細はこちら https://ameblo.jp/nojimanaoto/