ルーティン作業は「機械」、
企画開発は「人」

 会社内の標準化、合理化、デジタル化、コンピュータ化は、人を阻害しません。

 人に「新しく創造する時間」を与えます。

 ルーティン作業は徹底的に機械に任せる。日常の雑務はコンピュータに置き換える。

 私にとって、工作機械はプリンタやコピー機と一緒で、いわゆる出力装置にすぎません。

 主役である「人」は、開発や企画、設計といった上流の仕事をする。

「ヒルトップ・システム」は、人間から仕事を取り上げるものではなく、「人が、人にしかできない仕事に移行する」ためのシステムなのです。

「ヒルトップ・システム」を開発した最大の目的は、「ルーティン作業と知的作業を区別する」ことです。

 現在の当社は、ルーティン作業から完全に解放され、社員たちが知的作業に集中できています。

 今回、年間2000人の見学者が訪れる、鉄工所なのに鉄工所らしくない「HILLTOP」の本社屋や工場、社内の雰囲気を初めて公開しました。ピンクの本社屋、オレンジのエレベータ、カフェテリア風の社員食堂など、ほんの少し覗いてみたい方は、ぜひ第1回連載記事をご覧いただければと思います。