「結果」を「評価」に直結させるために、できる人は「最も合理的に成功するルート」を進むものです。サイバーエージェント出身の経営コンサルタント・福山敦士氏が、新著『成功する人は1年で成果を出してくる!』の中から、短期間で合理的に実績を出すヒントを教えます。今回のテーマは、仕事のスピードを上げ、仕事の質を高めていくためにもっとも重要なスキルについて。
「何を、いつやるか」をすぐ決めれば
仕事のスピードは速くなる
「すぐやる」系の本が流行っています。みんな「すぐやる」ことが大事だとわかっているからでしょうが、やろうとしてもいろいろあって「すぐやれない人」はどうしたらいいでしょうか。何を「すぐやれば」いいのでしょうか。
それは「決める」という動作です。
出された課題をその日中に片づけるのは大変で、何時間か、何日か、かかる案件かもしれません。でも、「何を、いつやるか」はすぐに決めることができます。
やるべきこと、やりたいことを書き出し、期日を記載し、着手する順番を決めます。このように、やるべきことをブレイクダウン(作業分解)していきます。
ブレイクダウンをして何をやるかを決めることは、すぐにできます。「何を、いつやるかを決める」ことで目標達成のスピードがケタ違いに速くなるのです。