飲み会で会話が盛り上がらなかったことはないだろうか…?(写真はイメージです/Photo:PIXTA)

なぜ人気予備校講師の説明はわかりやすいのか?『東大院生が開発!頭のいい説明は型で決まる』の著書で元駿台予備学校講師・犬塚壮志氏が、相手にわかりやすく説明するためのテクニックをご紹介します。

相手に関心を持って聴いてもらうには
話し方を工夫せよ

「コラーゲンの鍋を食べてもお肌はプルプルにはならないって、知ってる?」

 予備校講師になって間もない頃、友人と数名の女性を交えた飲み会があった。女性の前で「自分の知識をアピールしたい」という欲求が強かった私は、「東大院生が開発、わかりやすい説明の「黄金のフォーマット」とは」の「『IKPOLET法』のStep1 興味をひく」を使って上述のように切り出したのです。

 ところが会話は盛り上がらず、女性陣は白けた表情をしてしまいます。

 鍋は冷めてコラーゲンが固まってしまうありさま。2時間制のコースは最後の品を待たずにお開きとなってしまったのです。

 私は「IKPOLET法」の型に当てはめて説明しても、相手に関心を持って聴いてもらえるように話し方を工夫しなければ、聴く姿勢すらとってもらえないことを痛感しました。