登壇時に澤は見た!
プレゼンの4大NG行動
皆さんこんにちは、澤です。
とても嬉しいことに、最近はプレゼンテーションの機会が以前にもまして増え、日本全国で登壇の機会をいただいています。私の他にも登壇者の方がいる場合は、積極的に聴講させていただくようにしています。どれも大変参考になり、自分自身のプレゼンテーションの糧にすることができます。
その一方で、「この方はここを修正すればもっと良くなるのに…」と思える、いわゆる「プレゼンにおける4大NG行動」を見かけることがありました。「視線」に関する2つと、手についての1つ、つい口にしてしまいがちな言葉1つがあり、どれもほんの少しの意識で修正できるものです。今回はそれぞれについて解説したいと思います。
聴衆の反応は置き去りの
背中で語る残念プレゼン
スライドを使いながらプレゼンをする場合、広い会場ならプロジェクターによってスクリーンに投影されたり、会議室などであればディスプレイに映したりしながらプレゼンテーションをすることになります。
その時、非常に多く目につくNG行動が「自分もスクリーンを見つめながら話す」ことです。これでは、オーディエンスに顔を向けずに「背中で語る」状態になります。
オーディエンスに背中を向けると、聴いている人たちの顔を見ることができないので、「表情」という重要なフィードバックを得る機会を逸してしまいます。自分のプレゼンが響いているのか、それとも理解しにくい状態なのかは、会場の人々の顔からある程度読み取ることができます。背を向けると、その大事な情報が入ってこないので、プレゼン中に調整することができなくなってしまいます。