スタートアップを最初に取り込めると大きい

このスタートアップ企業向けの支援制度は「アマゾンローンチパッド」という名称で、日本では2017年1月に始まった。スタートアップの商品のみを集めた専用ページ「アマゾンローンチパッドストア」があり、それを軸にアマゾン内での商品販売をサポートしてもらえる。

そこでは、画像や動画を使用しながら、販売商品の特徴などを説明できる。

商品説明だけでなく、商品開発に至った背景や想いなど、通常のアマゾン商品販売ページとは違う特別扱いである。

とはいえ、最大の特徴は、アマゾンにすべてをサポートしてもらえるということだろう。

アマゾン側が担当者をつけてくれ、商品登録や商品ページ作りの手助け、広告や物流代行、資金調達などアマゾンが提供するサービスすべてを、効果的に活用するための助言をもらえる。

アマゾンで出品し、販売を伸ばすための全面的なサポートを受けられるといっても過言ではない。

ちなみに、手数料として、通常の料率に5%が上乗せされる。
5%の上乗せがあるとはいえ、手取り足取りでアマゾンに販促してもらえるとなれば安いといえよう。