■地盤サポートマップ(ジャパン ホームシールド株式会社)
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「地盤サポートマップ」の画面ジャパンホームシールドが運営する「地盤サポートマップ」(出典:「地盤サポートマップ」) 拡大画像表示

 使い方は簡単です。登録不要で住所を入力するだけ。そうすると上記のような表がでてきます。なんでうちだけ地盤が弱いのか・・昔、沼だったのか?と思ったら、過去の航空写真と見比べることもできます。

 また、住所部分をクリックまたは長押しすると、レポートが作成されます。

 避難所までの最寄り情報と、地形の基本情報、ゆれやすさ、液状化、土砂災害の評価です。

 これだと親子でやってみたくなりませんか?うちの地域は安全と信じている方でも、住所でピンポイントの情報だと、これは…?と思っていただけることうけ合いです。

 そして、これを見た後に、あらためて、気象ニュースで言われている次の言葉を聞いてください。

「土砂災害、低い土地、河川の増水・氾濫に厳重な注意をしてください」

 いつも言われている常套句なので、何一つ頭に残らず聞き流してしまいがちです。でも、実はとても重要な自分に関係のあるキーワードが使われていることに気づくのではないでしょうか?

 後編でも、引き続き早期避難のポイントを考えていきたいと思います♪

※後編は8月15日(水)に公開します。

あんどう りす/阪神大震災被災体験とアウトドアの知識を生かし、2003年より全国で講演活動を展開。当時誰も提唱していなかったが、現在では当たり前になっている毎日のカバンを防災仕様にというアイデアを提案。特に子育てグッズと防災グッズをイコールにしてしまうアウトドア流の実践的な内容が好評。楽しくて実践したくなる、毎日の生活を充実させるヒントがたくさんあると親たちの口コミで全国に広まり、毎年の講演回数は100回以上。著書に『りすの四季だより』(新建新聞社)がある。