アイデア4 「土地のことを知る=行政ハザードマップ利用」
ただ、今回は1時間の雨量よりも、長い時間雨が降り続くことによる土砂災害や河川の氾濫、浸水が起きていました。
宇宙航空研究開発機構(JAXA)が、西日本豪雨の積算雨量図を公開した図です(上)。下は、7月1日午前9時から8日午前8時までの降水量の時間変化を表した動画。(西日本豪雨:JAXA、1~8日の降水量変化を公開(提供)出典:Youtube)
そんな時はいつ逃げるのがいいのでしょうか?
ウェザーニュースが、全国の水害想定区域と低位区域と、積算総雨量400mm以上の場所、そして、ウェザーニュース読者の方が送ってくれた被害データを重ねた資料がこちらです。
積算雨量は雨の降り始めからの量です。400ミリを越えるとハザードマップで危ないとされている地域の80%に浸水の被害があったとのことです。低い土地や川の近くでは400ミリを避難の判断にするというのもいいのかもしれません。ただし、これも土地の状況によりますよね。

拡大画像表示
この時、行政がだしているハザードマップは参考になります。みなさん、ちゃんと見ていますか?