──ネットスーパー事業はどういった顧客層をターゲットにしていますか。

 幅広いお客さまにご利用いただきたいというのが目標で、特に性別、年齢は限定しておりません。ネットスーパーは、西友の中でも急速に成長している事業です。潜在的な可能性として、どこまで成長できるのかというのを見極める必要があります。

ミッチェル・スレープ 西友最高経営責任者代行
ミッチェル・スレープ 西友最高経営責任者代行/1967年8月16日生まれ。カンザス州ウィチタ出身。ウィチタ州立大学卒業後、サンダーバード国際経営大学院にて国際マネジメント修士号取得。1995年米ウォルマート入社。国際部門の不動産・建築エリアを担当。その後、M&A、業態開発、店舗運営などの要職を歴任。その間、アルゼンチン、韓国、メキシコ、インドに赴任。2015年西友COO就任。2018年2月、西友およびウォルマート・ジャパン・ホールディングスCEO代行(現職)

──ネットスーパーと実店舗の今後の投資バランスについては、どのように考えていますか。

 バランスよく、両方に投資する予定です。われわれが想定しているよりも、日本でネットスーパーの普及が早ければ、ネットスーパー事業への投資の比重を重くします。お客さまのニーズを見ながら、それに合わせて投資する予定です。

──将来的に、ネットスーパーと実店舗の売上高の比率はどのようになると思いますか。

 今は圧倒的に実店舗が多い。ネットスーパーは、開始してからまだ日が浅いからです。ですが、ネットスーパーの伸び率は非常に大きい。今、小売業界がこれまでにないくらい大きく変わっています。

新店よりも既存店改装
EDLPをさらに深める

──今後の出店戦略について教えてください。

 新店はチャンスがあれば出したいと考えています。しかし現在は、新しい形の既存店を作るために、改装に力を入れています。全店舗を対象に、店舗の若返りを図っており、毎年、大小合わせて30〜40店舗を改装しています。前期は大森店(東京都品川区)、ひばりヶ丘店(東京都西東京市)などをリニューアルしました。改装によって、客層も広がるし、来店頻度も高まり、1人当たりの買い上げ点数も上がります。