誰でもできるけれど、誰もやっていない「年収1億円の習慣」。年収1億円以上の人の「習慣」には、ある「共通のルール」があります。でも、その「習慣(ルール)」を行うのに、特別な才能もいりませんし、最初にお金が必要になることもありません。誰でもできる「シンプルな習慣」を、あなたが身につけさえすれば、年収1億円は、実現可能なのです。
電卓を叩くだけで、「お金」に好かれはじめる
「年収1億円」を超えたいのなら、「数字」を好きになることです。「お金は、数字によってあらわされる経済活動の結果」ですから、数字に強くならないと、当然、お金持ちにはなれないのです。
私はかつて、「数字アレルギー」でした。「美容師はアーティスト。クリエイティブな仕事をする人間に、数字は必要ない」と思っていたのですが、年商750億円、社員数8000人、年収12億8000万円のアパマンショップの創業者、(株)三光ソフランホールディングスの高橋誠一会長から、「数字に弱い人は、お金にご縁がない人」と、たしなめられたことがありました。
私が「では、数字に強くなるには、どうしたらいいのでしょうか?」と質問をすると、「山下くん、そんなの簡単だよ。『電卓』を持ち歩きなさい。普段から、カタカタカタと、リズミカルに電卓を叩くだけで、お金に好かれるようになる。いいかい、山下くん。信じるな、疑うな、確かめろ…だよ」と、電卓を叩くことを教えていただきました。
私は、会長と別れた1秒後、その足で、即、家電店に突撃。すぐさま、電卓を買って、「デンタくん」と命名し(笑)、店舗にかかる費用を計算してみることにしたのです。電卓を常に携帯して叩くことをして3ヵ月もすると、私の「数字の見方」は、明らかに変わりました。少しずつ、「数字の背景」「その数字が暗に示している現場の状況」が読み取れるようになったのです。