「女性用トイレを男性用トイレよりも多くする」ということや、「女性や要配慮者等に意見を求め、安全性や快適性を高めることに努める」と書いています。

 これは、かの難民支援の国際基準である「スフィア基準」を彷彿させる文章ではないですか。

 スフィア基準ではこう書かれています。

● 衛生の促進に必要な物品について男女両方および広い年齢層の被災者から意見を聴く。特に適切な生理用品について女性や少女に意見を聴く。(P.86-89)
● あらゆる年齢層の男女および多様な脆弱な人々から支援に関する意見を聴く。発言しにくい障壁があれば取り除く(P.51-53)

 難民支援の国際基準では、女性というだけでなく少女やあらゆる年齢層、多様な人から意見を出しやすいようにと配慮されています。マンホールトイレのガイドラインでは「少女」とは書いていませんが、「要配慮者」とあるので少女を含むあらゆるの気持ちにも配慮してくれてますよ!専門家の意見も大事だけど、一番現場で困ってる人の声を大事にするガイドラインっていままでなかったように思います。ほんとに画期的。

 被災地でトイレのことは「女性から言い出しにくかった」との声があがるたびに、災害対策の先進国であるべき日本ももっとなんとかならないかなあと思っていたので、こんなに素敵なガイドラインができたことが嬉しいです!