安室奈美恵引退
安室さんの引退は日本の音楽シーン、沖縄県民、そしてセブンにとっても一大事となった Photo:JIJI

「奈美恵! 奈美恵!」──。沖縄県宜野湾市で9月15日に開かれた「WE ♥ NAMIE HANABI SHOW」の前夜祭に、同県出身の歌手、安室奈美恵さんが出演し全8曲を披露。会場を後にしても、ファンの奈美恵コールはやまなかったという。翌16日の花火イベントには安室さん自身の出演はなく、この前夜祭が、引退を表明していた“平成の歌姫”のラストライブとなった。

 さて、一連の「HANABI SHOW」は、地元紙の沖縄タイムス社とセブン-イレブン・ジャパンの共催だった。イベントタイトルの末尾にご丁寧に「supported by セブン-イレブン」と社名を入れていた。

 コンビニ業界最大手のセブンだが、沖縄県には2019年にようやく進出を果たす。安室さんの引退は、日本の音楽シーンはもちろん、沖縄県民にとっても特別な意味がある。セブンがこの機会を、自社の進出のPRに最大限活用しようと考えても不思議ではない。

 今回セブンは、グループの通販サイト「オムニ7」を通じてチケット販売の予約を受け付けた。その際、当然、オムニ7会員でない客は、別のチケットサイトと共に、まずオムニ7に個人情報を入力して会員登録し「7iD」を取得しなければ、抽選に参加することができない仕組みだった。

 ファンクラブ経由など他のチケット購入手段もあったが、開催の発表前から会場周辺のホテルの部屋が予約で埋まり、抽選に外れたファンも会場周辺に詰め掛けるほどの熱狂ぶりだ。オムニ7にも、県内外から相当数の申し込みが殺到したことは想像に難くない。