米電気自動車(EV)メーカーのテスラは7-9月期(第3四半期)の新型セダン「モデル3」の生産目標を達成した。ただ顧客への引き渡しには苦戦を強いられた。イーロン・マスク最高経営責任者(CEO)とテスラが抱える今後の課題が浮き彫りになった。テスラは2日、同四半期のモデル3の生産台数が5万3239台と、4-6月期(第2四半期)の2万8578台から増加したことを明らかにした。マスク氏が8月1日に示した7-9月期のモデル3生産台数見通しは5万〜5万5000台だった。一方、7-9月期に納車したモデル3は5万5849台で、ファクトセットがまとめたアナリスト予想の5万6000台を下回った。テスラは以前、4-6月期末時点で1万1166台が運搬中で、7-9月期に到着する予定だとしていた。
テスラ、「モデル3」生産目標達成
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