ドナルド・トランプ米大統領は8日、サウジアラビア政府に批判的だった同国出身の著名記者ジャマル・カショギ氏が行方不明となっている問題について、「憂慮している」と述べた。事情に詳しいトルコ当局者2人によると、イスタンブールの警察当局はカショギ氏が市内のサウジ総領事館内で殺害されたと結論づけた。同氏の遺体はバラバラになった状態で館外へ運び出されたもようだという。トランプ氏は8日、フロリダからホワイトハウスに戻った際に「それについては聞きたくない」とし、「(問題が)収束するよう願っている」と述べた。また、「現時点では誰も何も分かっていないが、何かひどい話が広まっている」とし、「それは好ましくない」と語った。
トランプ氏、サウジ著名記者の失踪を「憂慮」
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