投資家はついにハイテク以外のセクターの企業にも関心を示し始めた。経済見通しの改善と人工知能(AI)関連技術発展への慎重な見方が相まって、ウォール街では大規模な「ローテーション取引」が起きている。投資家はハイテク株を売却し、ほぼ全ての業種の株式を買い進めている。この動きは2026年初めに加速し、優良株で構成されるダウ工業株30種平均を5万ドルの大台に向けて押し上げている。一方で、ハイテク株の比重が高いナスダック総合指数は勢いを欠いている。8日の値動きはその一例だ。ドナルド・トランプ大統領が国防予算を1兆5000億ドル(約235兆円)とするよう求めたことを受け、防衛関連株が上昇した。7日遅くにソーシャルメディアへの投稿で示されたトランプ氏の提案額は、国防総省に2026会計年度(25年10月~26年9月)に充てられる予算を5000億ドル余り上回り、防衛セクター全体の企業を後押しした。
米株高、もはやハイテク株にとどまらず
米景気再加速への期待が「ローテーション取引」を後押し
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