日本人のための科学的に正しい食事術 データが証明!「見た目」が老けた人は体も老化している
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『日本人のための科学的に正しい食事術』を上梓した、健康医療ジャーナリストの西沢邦浩氏が、最新エビデンスに基づき、日本人のあるべき食事を紹介する。最終回となる今回は、「見た目」の老け方と、体内の老化の関係について。複数の研究データが、その相関性を裏付けている。

健康診断で異常値があったら
まず食生活を見直そう

 何かきっかけがないと、あえて食生活を見直すことはしないのが普通ではないかと思う。

 健康診断で再検査の通知がきた、お腹まわりが気になってきた、更年期に入って体調が優れない……などなど。

 本来ならば、自覚症状がなくても「まだまだ大丈夫」と思っているうちに生活を見直す機会をつくりたい。

 米国で行われた男女約5800人の研究では、40~50代の中年期にCRPなどの炎症指標が高かった人たちで、24年後に前要介護の心身状態であるフレイル発症率が約4割アップしたという結果も出ている(*1)。

*1 J Gerontol A Biol Sci Med Sci. 2018 Mar 9.