ドナルド・トランプ米大統領は13日、物議を醸している不法移民の親子分離政策について、子供と引き離されることを恐れて米国への不法入国を断念する人々もいるとして、擁護する考えを示した。トランプ氏はホワイトハウスで記者団に対し、大人は子供を利用してメキシコから米国に不法入国していると警鐘を鳴らした。「親子が引き離されると思えば、やって来ない」と指摘。「本当に悪い人たちもいる」と語った。も含め、米政府の移民抑止策はこれまでのところ奏功しておらず、不法移民家族の流入ペースは落ちていない。難民申請する子供連れ移民の数は過去最高に達しており、国境警備当局の対応が追い付かない状況だ。移民収容施設は新たに到着した家族でいっぱいとなっており、テキサス州の家族収容センターのベッドがあてがわれることなど望むべくもない。不法移民に対する裁判の未処理案件数は増加の一途をたどっている。