【ベルリン】米アルファベット傘下のグーグルは、ドイツの首都ベルリンにハイテク新興企業の振興を支援するキャンパスを設ける計画を断念した。一部の地元住民の間では、キャンパスがベルリンの家賃急騰をあおるとして激しい反対が起こっていた。  グーグルは約2年前、ベルリンのクロイツベルク地区でキャンパスを拡大する計画を発表した。だが24日、代わりに3000平方メートルの作業空間を地元の2つの非営利団体に貸し出す予想外の決定を明らかにした。