によると、昨年6位だった米国はノルウェーとジョージアに抜かれて8位に後退した。上位3カ国は3年連続でニュージーランド、シンガポール、そしてデンマークが占めた。世銀の調査は各国でビジネスを創業し経営するための環境や税制度、さらに規制などを元にランキングを計算。ビジネス界や政策立案者もその動向を注視している。ここ数年にわたって上位に変動はないものの、世銀によれば2017年のランキング以降、128カ国で計314個の規制改革が実施され、それぞれの国のスコアが上昇した。世銀のジム・ヨン・キム総裁は「健全で効率的なビジネス規制は企業家精神や民間部門の活性化にとって極めて重要だ」と述べ、「それが欠如すれば極度の貧困を終わらせることや、世界各地に繁栄を広めることは不可能になる」と続けた。
ビジネス環境調査、米国は8位に後退 日本は39位
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