イミダゾールペプチドを200ミリグラム摂取するには、約100グラムの鶏むね肉を食べればよいだけ。だいたい、一口大の肉を4切れ程度です。鶏むね肉は脂肪分が少ないため、毎日食べても悪玉菌を異常増殖させる心配もありません。これは、ほかの肉にはない大きなメリットです。

マグロやカツオなど
大型の回遊魚の赤身もOK

 イミダゾールペプチドは安定した構造で、熱に強い性質を持ちます。ただし、水溶性です。ゆで鶏や蒸し鶏にしたときには、スープやソースなどの汁まで飲むようにしましょう。

 鶏むね肉は高温で加熱するとパサパサした食感になるので、おいしく食べるにはコツが必要です。

 焼く場合には、小麦粉や片栗粉などで衣をつけると、シットリとした仕上がりになります。ただ、小麦粉も片栗粉も糖質が豊富。衣は薄くつけて焼きましょう。下味をつける際に、お酒を一緒にもみ込むのも、やわからさを保ってくれるのでおすすめです。

 加熱の際には、ゆっくりと優しく火を通し、少し早めに火を止め、余熱でなかまで火を通します。

 たとえばゆで鶏にするならば、鶏むね肉がかぶるくらいの水を鍋にかけて塩を入れ、沸騰したら鶏むね肉を入れます。再沸騰し2~3分したら火を止めてOK。鍋にフタをし、完全に冷めるまでそのままにしておきます。朝食時にここまで調理しておけば、夕ご飯でおいしいゆで鶏が食べられます。

 鶏むね肉は、ほかの肉に比べて安価なのもうれしいところ。鶏むね肉が安売りしていたら、多めに買ってきて調理し、冷蔵庫にストックしておくとよいと思います。保存する場合は、保存容器にゆで汁も一緒に入れておきましょう。

 また、大海原の長い距離を泳ぎ回る大型の魚たちにも、イミダゾールペプチドが含まれます。マグロやカツオなどです。魚の筋肉である赤身部分に豊富で、とくに尾びれの部分にはたっぷりと含まれます。

 回遊魚が一生止まることなく長距離を泳ぎ続けるパワーは、イミダゾールペプチドが支えているのです。