米連邦捜査局(FBI)はフロリダ州の企業が顧客から2600万ドルを詐取した疑いで犯罪捜査に乗り出している。この企業はマイアミビーチに本社があるワールド・パテント・マーケティング。司法長官代行のマシュー・ウィテカー氏が顧問を務めていた時期に不正が行われたとみられている。FBIの連絡を受けた被害者の1人と、複数の関係者の話で明らかになった。  捜査を担当しているのはFBIのマイアミ支局と米国郵便局調査部。司法省が設置した被害者救済ホットラインの録音から、9日時点で捜査がまだ進行中であることが明らかになっている。