電気自動車(EV)メーカーの米テスラは、これまでイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)が兼任していた会長職にロビン・デンホルム氏(55)を起用した。比較的「アウトサイダー」とも言える存在であるデンホルム氏には、型破りなマスク氏を監視するという困難な任務が待ち受けている。デンホルム氏は現在、豪通信大手テルストラの最高財務責任者(CFO)を務めている。2014年以来、テスラの取締役に就いているが、他のテスラ取締役と比べて、マスク氏との関係は薄い。デンホルム氏の会長人事は7日夜発表され、即時会長職に就いたが、テスラによると、半年間の事前通知期間が終了するまではテルストラのCFO職も続ける。デンホルム氏は10月1日にテルストラのCFOに就任したばかりだった。
テスラ新会長の困難な任務、マスク氏「お目付役」
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