このように月額料金が半額から最大4分の1程度までに抑えられたという人は意外にも多い。何かとお金がかかる子育て世代には見逃せない話だ。

 乗り換えで悩む人がよく口にするのは、「解約月ではないから違約金が発生するのでやめられない」という話だ。一般的にキャリアの場合は2年縛りがあり、解約月以外に解約しようとすると約1万円の違約金を支払う必要がある。

 確かに約1万円の違約金がかかる話を聞くと、心理的に抵抗がある人は少なくない。先ほどのAさんは違約金についてこう教えてくれた。

「解約月までの契約の縛りがまだ1年以上あったので、違約金を支払ってでも乗り換えた。月額の利用明細を1年前と比較してもらうとわかりますが、3~4ヵ月ぐらいで回収できますよ」

 違約金の払いたくなさに、乗り換え時期まで数ヵ月以上待つのは、賢明ではなさそうだ。なお、この表は、違約金(9500円)を除いたケースも想定して作成、どれぐらいで元が取れるかシミュレーションしたので、参考にしてほしい。

どこのMVNOを選べばいいか
考え方のポイントとは

 前述のように、格安スマホを取り扱うMVNO業者は乱立している。これから大手キャリアから乗り換えを考える時、どのような考え方で選べばいいのだろうか。

 格安スマホに乗り換えない理由が「安心感」という人もいるだろう。MVNOも増えすぎたきらいはあるので、安心感の高いところを選ぶことがポイントになる。

 大手企業の傘下・グループ企業などを選ぶと、いざという時の信頼性は高そうだ。その視点から見ていくと、例えば楽天傘下の楽天モバイル、LINE傘下のLINEモバイル、KDDIグループのUQmobile、あるいはBIGLOBE、ソフトバンクグループのYmobile、全国に200店舗以上あるスーパーイオンのイオンモバイルなどが候補に挙がるだろう。

 BIGLOBEのように、光回線とセットで申し込むと安くなるケースが多いので、この機会にパソコンで利用しているプロバイダーを変更するのもいいだろう。

 また、毎月の利用料金からポイントが貯まるヤマダニューモバイルのように、普段から利用している店舗のポイントが貯まりやすくなるところを選べば、候補がかなり絞られそうだ。

 今、MVNOは大手を中心に有人店舗でのサポートが受けられるところが増えているので、近くに有人店舗があるMVNOを選ぶ方法もある。乗り換えを考えている皆さんは、このようなポイントに注目して検討してみてはいかがだろうか。