
高橋暁子
我が子がスマホゲームやSNSにハマった結果、昼夜逆転して不登校になったり、成績が下がったりしたという話をよく聞く。だが、SNSを使わないと仲間はずれやいじめにつながるほか、ゲーム内に人間関係ができてしまい、なかなかやめられないという。親がスマホを無理やり取り上げようとした結果、衝動を抑えられない子どもから暴力を振るわれたという体験談も耳にする。家庭内不和を避けながら、子どもをスマホ依存から守るために、親はどんな指導をすべきなのだろうか。

人々がスマートフォンを使いすぎてしまう状況は、スマホアプリやWebサービスを手掛けるIT企業によって意図的に作り出されたと言える。 消費者の利用時間が長ければ長いほど、SNSやゲーム、動画サイトなどの運営企業はもうかるからだ。アプリをしばらく使用しない人に「プッシュ通知」を送る、ゲームアプリを毎日利用した人にアイテムを贈る、といった手法はその代表例だ。こうしたIT企業の手練手管の詳細と、スマホの利用時間が気になる人に向けた「デジタル・デトックス」の手法を合わせて解説する。

新型コロナウイルスの影響で収入が減った中小企業や個人事業者などを支援する「持続化給付金」。この申請に関して、SNS上で「代行詐欺」が多発している。代行詐欺とはどのようなものなのか。

ネットで頻繁に行われる名誉毀損。最近では、あおり運転傷害事件の関係者であるとデマを拡散された女性のケースが大きな話題になった。あなたも、いつ名誉毀損の被害者あるいは加害者になるかわからない。名誉毀損の賠償額が低いといわれる日本で、現在の「ネット上での名誉毀損」事情は。

個人情報流出や不正アクセスのニュースが後を絶たない。先月「宅ふぁいる便」から個人情報が流出したことは記憶に新しい。個人情報流出で怖いのは、クレジットカードや銀行の口座を使われて金銭トラブルに巻き込まれたり、アカウントを乗っ取られたりすることだろう。今回は、個人情報を狙ったケースを中心に、被害の実態とその対策を考えたい。

以前、10代女子が利用するSNSと具体的な使い方について解説した。そこで今回は、今回はもう少し年齢層を下げ、イマドキの小中学生はスマホで何をしているのか、最新事情についてお伝えしたい。

「大手キャリアのスマホの月額料金が高すぎる」と感じている人は多いだろう。しかし格安スマホに興味はあるものの、「手続きが面倒くさい」などの理由で行動に移せない人は少なくない。一方でここ1、2年の間に、格安スマホの環境は変化している。これから格安スマホに乗り換える場合、どのような考え方で選べばいいのかについて解説したい。

スマホ依存に関する講演をしていると、親と話をしたい年頃なのに、親がスマホでLINEやゲームに熱中してしまい、子どもが困っているという話が少なくない。そこで今回はITジャーナリストの高橋暁子氏が大人のスマホ依存について迫った。

この春に新入社員が入ってきた会社も多いことだろう。しかし、新入社員には採用後の研修が十分でない場合、ビジネスメールで大きな失敗をする可能性が高いのだ。なぜ新人がメールで大失敗しやすいのか、イマドキの大学生のSNS事情から迫ってみた。

SNSでの交流を通して、後輩や部下と親しくなりたいと考える人もいるだろう。プッシュ通知ですぐに連絡が取れるので、LINEやFacebookメッセンジャーを仕事上の連絡ツールとして使いたいという人もいるかもしれない。しかし、SNSを仕事で使う場合、プライベートと同じように使ってしまうとトラブルの源となる。

ティーンエイジャーの子を持つお父さん・お母さんは、すいすいとスマホを繰っているお子さんが一体何をやっているのか、知っているだろうか? また、10代向けの商品開発をしていて、宣伝方法に頭を悩ましているそこのあなたも、猫の目のように流行が変わる10代に、何がウケるのか把握できているだろうか?

今や企業の広告宣伝に欠かせないネットマーケティングだが、炎上しやすいものと逆にネット受けものにはパターンがある。事例を交えてその傾向をご紹介する。
